温故知新と現代歯科医療

歯医者、歯科についての本を探している時に出会った印象深い言葉が「温故知新(古いことを調べて、新しい考えを得る事。)」です。それ以前には、歯科医学書など、目を通したこともありませんでしたが、その書の中では、まず東洋医学書について語られていました。

  • 「皇帝内径」(こうていだいけい)・・・現存する、中国最古の医学書。
  • 「医心方」(いしんぼう)・・・日本に現存する最古の医学書。

日本に現存する最古の医学書「医心方」は、隋の時代の医学書を元に書かれたものと伝来されています。東洋最古の医学書「皇帝内径」は、東洋医学の基礎、基盤となるものすべてが、この書を淵源とされていると言われているそうです。現代にも使用されている「未病」「既病」の言葉は、「皇帝内径」の書の中で使用されているようです。私がみつけた、歯科についての書の中には、「皇帝内径」に、『「呼吸」と「咀嚼」が正しく行われるのであれば、100歳まで生きられる』という記述があるということが綴られていました。また、「咀嚼」について、明白に論じている書を、近代の歯科医学書にみつけようとしても、なかなかみつからないという趣旨が、「温故知新」の意とともに書かれていました。「咀嚼」について、古の人々の方が、深く考え、また生命の源として「咀嚼」の意を捉えていたのかもしれません。

現代の最新医療を前にしても、「温故知新」古きものを振り返り新しい見解を開く姿勢は、医師の世界、医学の世界において、重んじるべきものなのだと痛感しました。人間の「呼吸」、「咀嚼」は、古来より、変わらず私たちを生かしてくれています。今を生きる私たちの医療、現代歯科医療は果たして未来の人々の救い手となり得るのでしょうか?

  • 噛み合せのトラブル
  • 硬すぎる歯ブラシを使用する

などです。

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